本会の登録アーキビスト制度は、当時の日本で未整備だった「アーキビスト養成をめぐる諸課題に対して、一定の方向性を示し、その解決を促進する」ことを目指し、日本初のアーキビスト資格として2012年に創設されました。制度創設から12年以上が経過し、2025年度現在で71人が登録しています。
この間に、国立公文書館は日本におけるアーキビストの資格制度について検討を進め、2020年に認証アーキビスト制度を開始、2025年度現在で355人が認証されています。本会による12年前の問題提起は、この点で一定の成果を挙げたと評価できるでしょう。
また近年では、社会状況の変化による制度上の課題等も指摘されるようになりました。
そこで本会としては、登録アーキビスト制度の現状について会員のみなさまの御意見を頂戴し、制度のあり方等を見直すこととなりました。みなさまには御多忙のところ恐縮ですが、参考資料も御覧いただきながら、下記のアンケートに御協力くださるよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
【アンケート(Googleフォーム)へのリンク】
https://forms.gle/zZyKY4dNxtTQdYFp6
締め切り:2025年8月31日 (実施期間:2025年8月3日~8月31日)
本アンケートに関する問い合わせ先:日本アーカイブズ学会 登録アーキビスト担当
e-mail:toroku_archivist★jsas.info(★を「@」にしてください)
【参考資料】
アーキビスト資格制度創設の経緯《2012年11月16日》
日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程《2020年6月8日改正》
【20240926改訂版】日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程.pdf
日本アーカイブズ学会登録アーキビストに関する規程細則《2020年6月8日改正》
http://www.jsas.info/wp-content/uploads/2020/09/02saisoku.pdf
【取得したデータの取り扱いについて】
・個人が特定できないよう加工して利用します。
・データの集計結果は、今後の研究集会、会誌および総会等において公表します。