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The Archivist第2弾 富田三紗子 さん (大磯町郷土資料館)

Posted on2021年4月22日2025年3月25日

【プロフィール】

2008年 学習院大学人文科学研究科史学専攻博士前期課程修了

2008年~2011年 埼玉県立文書館嘱託(非常勤)職員(公文書担当)

2011年~ 大磯町郷土資料館学芸員

 

【主な論文】

「国民体育大会にかかわる埼玉県の行政文書―その作成と構成の分析―」(埼玉県立文書館『文書館紀要』第23号、2010年3月)

「江戸幕府伝馬制度と地域金融構造―東海道藤沢宿の分析を中心に―」(『交通史研究』第71号、2010年4月)

「砂川村役場文書の組織分析と文書群構造―町村制下を中心に―」(『アーカイブズ学研究』第20号、2014年5月)

「博物館が所蔵する文献資料の整理におけるISAD(G)の考え方の応用―大磯町郷土資料館における整理方法を検討して―」(『大磯町郷土資料館年報―平成25年度―』、2014年8月) など

 

1.アーカイブズ・アーカイブズ学との出会い

歴史資料の保存や文書館、アーカイブズ学に関心をもったきっかけをお聞かせください。

 

学習院大学の史学科へ進学し、「記録保存と現代」という講義を受講して、アーカイブズを知りました。大学では歴史学を専攻していましたが、古文書などの歴史資料そのものを実際に手に取り、くずし字を解読することによって、何百年前の書き手と接触できるような、そのような感覚に感慨を覚え、歴史資料の保存や、目録を作成するといった資料整理の仕事に興味を持つようになりました。

個人的な話にはなりますが、部屋の片付けをしていて、以前に自分が書いたものを読み直した時、すっかり忘れていたことが書いてあって、当時の自分を思い出したり、新たな発見をしたりすることがありますよね。このような個人のアーカイブズは非常に小さなもので、同じ次元で考えてはいけないかもしれませんが、地域資料などの社会全体の集合記憶とも言える大きなアーカイブズでも、当時残された記録を将来振り返ることによって、新たな知見や学びを得ることができると思います。そのような集合記憶を未来に残すためにはどうしたらよいのかを考えるアーキビストという存在に、とても興味を持ちました。

大学3年生になり、卒業後の進路にだいぶ悩みまして、社会で自分にできることは何か、一生かかってやりたいことは何か、結構、真面目に考えました。その時、アーカイブズの分野が、日本ではまだこれから進めていかなければいけない分野であることを思い出しました。自身の興味関心や、今、自分が取り組めることにアーカイブズの世界があるように思えまして、身の程知らずですが、それなら自分が挑戦してみようと思いました。

そうは言っても、学部卒で仕事はほとんどありませんので、まずは大学院への進学を決意しました。当時はまだ、学習院大学にもアーカイブズ学専攻はありませんでしたので、悩みながらも、まずは、学問として確立している歴史学を専攻しながら、アーカイブズの分野を勉強しようと、史学専攻に進学しました。

 

2.アーカイブズに関する仕事内容

埼玉県や大磯などでこれまで取り組んできたお仕事の内容をご紹介ください。

 

大学院へ進学してからは、取りあえずアーカイブズ学に関係する授業を全て受講し、国文学研究資料館が主催するアーカイブズ・カレッジにも参加しました。アーカイブズの現場でも仕事をしたいと考えていましたが、なかなかご縁がなく、在学時は甲州史料調査会などの調査会に参加したり、日本アーカイブズ学会の事務局のお手伝いをさせていただいたりしていました。

修士論文を提出した時も、その後の進路は決まっていませんでした。大学の場で学べることも多いですが、アーカイブズについては、学問として探究するにしても、現場での実務経験から理念が構築されるものだと考えていますし、何よりアーキビストとして就業したいという考えがありましたので、修士課程を修了した後は、とにかく就職を希望していました。しかし、現実には、アーキビストの募集はほぼなくて…。もちろん、学芸員の募集にも応募していましたが、なかなかご縁がありませんでした。ちょうど、学習院大学にアーカイブズ学専攻ができるタイミングでもありましたので、進学も選択肢として考えていました。その時、本当に絶妙なタイミングだったと思うのですが、埼玉県立文書館で非常勤職員を探されているというお話がありまして。修士課程の修了が決まる直前のことでしたので、今でもご縁に感謝しています。

埼玉県立文書館では、嘱託職員として、公文書の分野を担当させていただきました。いわゆる公文書の評価選別や利用協議を中心として、閲覧や展示、教育普及事業の補助などもさせていただきました。ちょうど、文書館が事務局を担当している埼玉県地域史料保存活用連絡協議会(埼史協)で、公文書の評価選別に関する調査報告をまとめていた時期でもありまして1)、文書館でも評価選別基準を改めて検討するということを、当時、公文書を担当されていた太田富康さんがやられていました。私は、太田さんの下で、実際に埼玉県の公文書を評価選別しながら、その基準や方法を検討するという、今振り返りますと、非常に重要な仕事をさせていただきました。ただ、私自身は大学院を出たばかりで、公文書のことを実務としては理解していませんでしたから、初めて見る「復命書」や支払伝票などの評価に頭を悩ませていました。本庁舎の改修工事があり、国民体育大会や住宅マスタープランなどに関する文書が、通常の有期限保存文書の流れとは別に一括して評価の対象となり、一つの事業によって作成された記録を、どのような考えで評価するか検討することもありました。いずれも大学院に進学してはできなかったことで、私自身のアーキビストとしてのキャリアを考えますと、とても貴重な仕事だったと思っています。

充実した文書館での仕事でしたが、嘱託職員として任期がありました。文書館での3年間は、就職活動の3年間でもありました。この頃になりますと、次第に国の機関や大学では「アーキビスト」としての募集も増えてきていましたが、地方公共団体での募集は大変限られていました。今でもそうですが、文書館勤務として学芸員有資格者を募集するということはよくありましたので、そのような募集も含め、学芸員の募集に応募したり、地方公務員の試験を受験したりしていました。地方公務員として、公文書の管理や、アーカイブズの設立、制度の構築に携わる機会もあると考えていましたので。結果として、神奈川県の大磯町にご縁があり、現在は大磯町郷土資料館という地域博物館で、歴史担当の学芸員を務めさせていただいています。

 

3.博物館とアーカイブズの違い

 

現職では公文書ではなく、アーカイブズの世界では古文書と言われる分野の仕事を中心に担当しています。いわゆる地方(じかた)資料、民間に残された地域資料を対象としているということです。また、博物館学芸員ですので、基本的には展示業務が中心になります。博物館に勤務して改めて実感していますが、博物館は展示業務の比重がとても大きいです。もちろん、博物館の役割として、資料の収集、整理、保存、調査研究、展示、教育普及活動があり、それぞれの事業が相互を補い、バランスを持って進められることが求められているとは思いますが、一般的に博物館=展示施設として見られていることもあり、展示業務を中心に他の事業を進める傾向があります。

そのような中で、アーカイブズの概念から博物館資料の扱い方を見ると、整理や活用の面で様々な改善点があるように思うことがあります。いわゆる古文書というアーカイブズは、内容を読んで理解することによって十分に活用できる資料ですが、博物館で保管され、主に展示資料として活用されるのであれば、その活用には限界があります。一方、同じ古文書であっても、アーカイブズに保管されていれば、閲覧提供されることを前提として管理されているため、活用のされ方には大きな違いがあります。目録の整備についても、閲覧を前提としていれば、利用者に対してよりわかりやすく、利用しやすい検索システムの構築が主たる業務になり得ますが、展示業務を中心としている博物館では、どうしてもそのような作業が疎かになりがちであることを、博物館に勤務し始めて実感しました。

実は、現在の勤務先には、私が入職するまで歴史分野を担当する学芸員がいませんでした。そのような意味では、古文書の整理などの方法を最初から作り出していかなければなりませんでしたので、積極的な目録の公開などを前提に、アーカイブズの考え方に寄った博物館業務をしているかもしれません。具体的には、収蔵している古文書の整理方法にISAD(G)を参考にしたり、資料の特別利用に関する基準を明文化したり、公開に関する基準などを検討したりしてきました。この辺りは、博物館学芸員としての知識というよりは、アーキビストとしての知識を活用していると思いますし、前職である埼玉県立文書館での経験に影響を受けています。

勤務先は、小規模自治体の小規模博物館なので、博物館とアーカイブズとの違いを殊更強調する必要もないとは思いますが、類縁機関とはいえ、博物館とアーカイブズは所蔵する資料の活用方法に異なる点が多いです。資料の公開という観点では、アーカイブズで検討され、進められてきたことが多くありますので、その知識を博物館の業務に活かすことは、これからの博物館活動においても重要だと考えています。

 

4.アーキビストとしてのやりがい 

お仕事をする中で特に重要だと考えていること、やりがいを感じていること、とくに印象的であったことなどをお聞かせください。

 

現在の勤務先が博物館ですので、アーキビストとしてなのか、博物館学芸員としてなのか、はっきりと分けることができないのですが、市民と共に資料を活用するという視点から、やりがいを感じることがあります。

どんなにアーカイブズ(資料)が収集され、整理されて保管されていても、活用されなければ無用の長物になってしまいます。くずし字で書かれた古文書はわかりやすいですが、公文書も行政のことを知らなければたやすく理解できるアーカイブズではないのではないでしょうか。アーキビストは、アーカイブズを活用する方法を多くの市民へ伝え、活用しやすくする方法を検討し、試行し続けなければならないと思います。

偉そうなことを言いながら、できていることは少ないのですが、現在の勤務先では古文書解読クラブという、参加者と一緒に所蔵資料を解読する、市民講座兼ボランティア活動のような事業を担当しています。主に町民を対象として会員制で古文書を解読しているのですが、単に所蔵する古文書を解読するだけでなく、アーカイブズからわかったことを展示として発表したり、解読の成果を史料集として刊行したりと、参加者と一緒にアーカイブズを活用するという視点を重視してきました。もちろん、うまくいっていることばかりではありませんが、参加者から、解読している古文書が面白くて、私にとってもこの資料は宝物だと思っているとか、昨今はAIでくずし字が読めるようになってきているけれど、クラブ活動に参加して、皆でこの字は何だろう、あの字は何だろうと考えることがいいのに…といったご感想をいただくと、少しはアーカイブズの活用に貢献できているのかなと思います。

やはり、人々が様々な社会活動を行う中で、その活動に必要な事や直面する課題に、アーカイブズを活用することで応えることができて、その媒介者としてアーキビストである自分自身が存在できるのであれば、それ以上のやりがいはありません。どのような環境にあったとしても、そのような仕事にずっと携わり続けたいです。

 

5.尊敬するアーキビストについて

特に尊敬するアーキビスト/アーカイブズの研究者がいればお聞かせください。

お勧めの著書の紹介などでも結構です。

 

実は、大学院に進学して、日本アーカイブズ学会の活動をお手伝いさせていただくようになってから、密かに尊敬しているアーキビストがいますが、多くの方にお世話になっていますので、敢えてどなたかということは内緒にさせてください。

ただ、お一人は、石原一則さんです。学会のお手伝いをさせていただいた際に初めてお会いしたと記憶していますが、神奈川県立公文書館にご勤務されながら、アーカイブズ学を探究され、現職者として学問を追究されていらっしゃる姿勢に感銘を受け、私自身もそのような心構えでアーカイブズに携わる努力を続けたいと思っています。私と同世代の数人でアーカイブズに関する英語文献の講読会を始め、お亡くなりになる数年前のことでしたが、何度かご教示いただきました。もっと多くの事を伺いたかったのですが、早くに鬼籍に入られ、本当に残念です。

『アーカイブズの科学』上下(国文学研究資料館史料館編、柏書房、2003年)や『日本のアーカイブズ論』(全国歴史資料保存利用機関連絡協議会編、岩田書院、2003年)などは、仕事や研究で考えることがあるときに、常に読み返しています。このようなたくさんのアーキビストたちの活動があって、今の日本のアーカイブズがあることを思います。

 

6.学会登録アーキビストに期待するもの

認証アーキビスト制度などもできるなかで登録アーキビストに求められるとお考えのこと、これから学会に期待したいことをお書きください。

 

資格は、結局のところ、その資格を持つ人が何を勉強してきたのか、どのような技能を持っているのかということを表明するものだと考えています。アーキビストは、残念ながら、図書館司書や博物館学芸員のような国家資格ではなく、今のところは、いずれかの団体がアーキビストとして認めるという資格しかありません。そうしますと、資格を得る人、またはその資格がどのような資格なのかを判断する人は、その資格を認定する団体に差異を見出すことになります。国立公文書館は、行政の歴史資料として重要な公文書等を保存管理する組織です。一方で、日本アーカイブズ学会は、日本のみならず世界に遺されたアーカイブズ、そして将来のアーカイブズとなる記録の生成、保存及び活用についての理論と技法を研究し、実践するために創設された学会です。どちらがいいか悪いかの問題ではなく、そのような違いがあるのではないかと現時点では考えています。

やはり、学会として、所属する組織の枠にとらわれず、広い意味でのアーカイブズを対象とした理論や技法の研究、実践を続けてほしいです。記述の標準化の検討やアーカイブズ学のメソッドの追究などは、学会だからこそできることではないでしょうか。期待だけでなく、会員の一人として学会の活動に参加していきたいと思います。

 

7.これからの活動

ご自身のこれからの活動について見通しや抱負がありましたらご披露ください。

研究上・仕事上の現在の問題関心でも可です。

 

今現在は、博物館に勤め、博物館学芸員として仕事をしていますが、登録アーキビストの一人であり、アーキビストを志す者として、所属する自治体の組織文書の管理や公文書館機能の構築には機会があれば関わりたいですし、そのような提案をしたいとは考えています。地域博物館でも公文書館機能を有している事例はありますので、現在の所属でも可能性はあると思います。具体的な話はまだありませんが…。

研究の面では、アーカイブズに携わるようになってからずっと持ち続けている問題関心として、人間が社会活動を行ったとき、その活動がどのように記録として生成され、残されるのかということがあります。少し、公文書を対象として、国民体育大会の文書や村役場文書などで考察してみたつもりではいるのですが、主に近世から近現代のアーカイブズ、特に地域にかかわる資料を対象に分析して、日本社会の特徴を見出してみたいです。そのような考察を進めることによって、記述の標準化や評価・選別のテーマにアプローチできるのではないかと考えているためです。

アーカイブズの課題は、個人個人の研究だけでなく、チームで研究や実践を進めることも大事だと思います。そのような機会があれば、ぜひ、参加したいです。

 

8.アーキビストをこれから目指す方へ

これからアーキビストになろうとする人、アーカイブズ(学)に関心を持っている人へのメッセージをお願いします。

 

私がアーキビストを志し始めた15年程前と比べれば、就職先も増えていますし、アーキビストの需要や重要性も、社会的には理解されていると思います。ただ、それでも就職先や勉強する場が限られている状況は、今でもまだまだ課題であり続けています。これからは、既に社会の様々な分野で活躍されていらっしゃる方が、アーキビストとなられる可能性も高いのではないでしょうか。これから社会へ出られる方でご関心をお持ちの方は、あまりアーカイブズという業界の枠にこだわらなくてもいいかもしれません。大事なことは、どのような立場にあっても、アーカイブズへの関心を持ち続け、社会的な課題に対して議論し実践できるかだと思います。そのように考えれば、活動の場は広がりますし、日本のアーカイブズの進展にもつながるのではないでしょうか。アーカイブズについて、多くの方にご関心をお持ちいただくことを、願っています。

 

註1)第6次専門研究委員会報告書『歴史的公文書収集の現状と評価選別』(平成21年)として成果があります。

 

富田三紗子さん、ご協力ありがとうございました。

担当 伊藤匠(当会事務局補佐)、宮間純一(当会委員)

 

 

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