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年: 2008年

研究集会「研究記録のアーカイブズ―研究過程の検証と新たな情報資源化のために―」を開催します

Posted on2008年12月23日2020年11月23日

日本アーカイブズ学会
国文学研究資料館アーカイブズ研究系研究プロジェクト
共催研究集会のご案内
「研究記録のアーカイブズ ―研究過程の検証と新たな情報資源化のために―」

日時:2009年2月21日(土) 13:30~17:00(開場13:00)

会場:人間文化研究機構国文学研究資料館2F 大会議室
(東京都立川市緑町10-3)
※当日の施設への入館は北側通用口のみとなります。
※アクセスマップ:http://www.nijl.ac.jp/~koen/tizu.htm

主催:日本アーカイブズ学会
国文学研究資料館アーカイブズ研究系研究プロジェクト
*事前申込は不要です。資料代500円が必要です。

発表者と発表テーマ(発表順、敬称略)
佐藤博樹(東京大学社会科学研究所教授)
「実証的社会科学研究とデータアーカイブの役割」

高岩義信(筑波技術大学教授)
「自然科学系分野の研究記録保存の課題(仮題)」

高橋 実(国文学研究資料館アーカイブズ研究系主幹)
「旧史料館レコーズの整理と公開について」

企画趣旨:
近年、日本においてアーカイブズの言葉や概念が広がりを見せているが、その一端は学術研究の組織や記録にも及んでいる。学術研究にかかわるアーカイブズの役割としては、研究の最終的な成果としての論文や図書を収集・整理・保存という側面―こちらは主に図書館の役割と位置づけられる―よりも、研究の過程を示すものや、研究の素材となる社会調査等のデータ、また研究活動をサポートする学会等の活動などについて、関連する記録、文書等を収集・整理・保存することが挙げられる。
こうした学術研究のアーカイブズの意義としては、研究の過程や成果に関する検証を可能にするためのアーカイブズ、という点がまず挙げられる。すなわち、近年では研究者同士の競争の激化とともに、論文等におけるデータの改ざんなど、研究上の不正行為が国内外で度々報じられ、問題化している。こうした中で日常業務や実験等の記録が存在していないこと自体が、研究上の不正を疑わせる要因として捉えられるようになってきた。また研究の過程に関する記録を保存しアクセスするアーカイブズのしくみは、当該研究の実態を他の研究者や大学、学会等によって検証するための前提として存在するのみならず、研究のための経費を提供する政府や民間機関等に対する説明責任を果たすための前提としても位置づけられるのである。
また、研究の過程や素材としての記録、文書等を整理し蓄積するアーカイブズのしくみは、新たな研究成果を生み出すための情報資源を構築する、という意義も認められる。ここでは、科学史、学問史のためのアーカイブズの活用という点にとどまらず、調査票などの原資料を再活用し新たな社会分析の成果を生み出す、といった点も視野に入るものと考えられる。
今回の研究集会は、こうした側面から社会科学・自然科学・人文科学のそれぞれの領域における研究記録のアーカイブズについて、実情を報告していただく。それを踏まえ、学術研究の現状と課題、それに対するアーカイブズの役割、研究記録に関するアーカイブズの担い手、さらには公文書や個人文書等を扱うのにとどまらないアーカイブズの世界の広がりについて、考察の機会を提供することを試みる。

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