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年: 2017年

日本アーカイブズ学会2017年度第2回研究集会のお知らせ

Posted on2017年12月25日2020年11月22日

日本アーカイブズ学会2017年度第2回研究集会のお知らせ

日本アーカイブズ学会では、以下のような研究集会を開催いたします。ふるってご参加ください。

テーマ:「新潟県立環境と人間のふれあい館(新潟水俣病資料館)の取組みと課題」

・日程:2018年1月20日(土) 14:00~17:00 申込不要・無料

・場所:学習院大学 西1号館301教室(JR山手線 目白駅スグ)

・プログラム(予定・敬称略)

(1)開会挨拶・開催趣旨説明

(2)報告 塚田眞弘館長

(3)ディスカッション コメンテータ 林美帆(あおぞら財団)

(4)閉会挨拶

○開催趣旨

新潟県立環境と人間のふれあい館~新潟水俣病資料館~は、1995年(平成7年)12月の新潟水俣病被害者の会・共闘会議と加害企業である昭和電工との解決協定締結を契機に建設されました。建設の趣旨は「新潟水俣病の経験と教訓を後世に伝えるとともに、水の視点から環境を大切にする意識を育み、公害の根絶と環境保全の重要性をご来館の皆様に認識していただきたい」(館のHPより)というもので、阿賀野川を中心とする水環境の豊かさを伝える展示と共に、新潟水俣病の発生及び裁判の経緯を示す展示が行なわれています。
館には裁判資料をはじめとして多くの資料が寄贈され、保管されています。こうした資料の多くはなお調査・整理の途上にあり、広く研究者や一般の人々の利用に供するには多くの課題を解決しなければならないのが現状です。このような、公文書館や博物館とは違う目的で建設された、「資料館」には学芸員やアーキビストが配置されずに、資料を保存・整理・活用しなければならない場面に直面することが多々あります。
本研究会では同館の塚田眞弘(つかだ・まさひろ)館長をお招きし、館の取組みと課題について、具体的には、所蔵資料収集の経緯や、整理方法、利用に供するためのハードルなどについてお話しいただきます。また、館長としての塚田氏の活動は、資料館が存続していくための様々なステークホルダーとの調整の困難さと共にありました。必ずしも利害がすべて一致するわけではない多様なステークホルダーとの間で資料館がどのような関係を結んでいけるか。本研究会では、こうした資料館運営にまつわる課題についても討議し、公害資料館とアーカイブズ学の双方がいかなる知見をもたらし合うかについても考えてみたいと思います。あわせて、各地の公害資料館がネットワークを構築し、相互の協力関係を進めている現状についてもご紹介いただく予定です。

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